COMPANY

私　相馬義和が二代目を継承してからはや3年が過ぎました。若輩者の私に社員が付いてきてくれるだろうかと不安だらけではありましたが、引き継いだからには自分なりのやり方で少しずつやっていくしかないと頑張ってきました。
 
株式会社金澤架設は、昭和54年の創業以来43年、東京都新宿の地で、建設土木工事業、特に鍛冶工（溶接工）という専門分野一筋で、今日まで生き抜いてまいりました。おかげさまで、様々な苦難を乗り越え、弊社も私同様世代交代の時期を迎えようとしています。
長年に渡り従事してきた40歳～50歳の若いリーダーがしっかりと育ち、会社を引っ張っていけるまでになった事は、先代の社長の功績であり、これこそ弊社の宝だと自負しております。
 
今時代は大きく様変わりし、従来の古い職人気質だけではやっていけない厳しい転換期を迎えています。若年層の労働力不足、熟年層の高齢化、労働者の社会的通念の向上等、問題は数知れません。
今こそ若いリーダー達が力を合わせ、どのようにすれば次世代に繋げて会社を存続していけるか？が問われています。鍛冶工という専門用語が現代の若い世代には通用しなくなっていることを知ってほしい！昔のままの考えだけでは確実に取り残されてしまいます。長年築き上げた「鍛冶工」としてのプライドを守りつつ建設土木工事全般に渡りオールマイティに活躍できる柔軟さを身に付け、新しい会社の在り方を若い人達と共に作っていきたいと思っております。

今年は、弊社として進めてきた技能実習生雇用プロジェクトがようやく軌道に乗り、３年前に入社した2名は今年８月の政府決定により特定技能に認定され更に５年継続雇用が可能となりました。また、８月には同じインドネシアの後輩2期生が入社。頼もしい先輩もいるので安心して元気に働いております。

また、20代の新人達も一通りの仕事を任せられるまでに成長してくれています。何と言っても、９月に弊社初の女性作業員が入社❣　男性ばかりの土木工事の現場を変える先駆けになって欲しいと期待しています。
「小さな会社の努力が未来の土木建設業界を変える！」という気概を持ち、新旧力を合わせて頑張っていく所存でございます。


 

相馬　義和